みなさんはたくさんのものを持っていると思うのですが
その「適正量」ってわかりますか?
きっと「適正量」なんて気にした事もない
のではないでしょうか?
では、その「適正量」について勉強していきましょう。
【たくさん持っていても使っているのはほんの一握り】
まずは洋服で考えてみましょう。
いつも着る服は決まっていて、
ほかの服はしまってあるだけではないでしょうか?
その普段着る服の量が「適正量」になります。
言い換えれば「適正量」の服があれば問題ないということでもあります。
食器も同じように、普段使っている食器はいつも同じで、
ほかの食器は置いてあるだけで邪魔ではないですか?
3人家族なのに同じ食器が5つあったり、いつ来るか分からないお客さん用の食器で場所を取っているのも適正量ではありません。
その辺を見直すと食器棚が格段に使いやすくなります。
【いつも使っているものの数を数えてみよう】
洋服は、おしゃれさんなら毎日違う服を着るかもしれませんが、
大抵の場合はお気に入りの同じ服を着まわしていることが多いです。
いつも着る服が何セットくらいあるのか数えてみましょう。
それがあなたの「適正量」になります。
- 下着は5組
- Tシャツは4枚
- パンツは2本
- 上着は3つ
このように普段着ている服の数をかぞえると
どれくらいの服があれば足りるのかが分かってきます。
適正量以上の服を持っていても、結局しまってあるだけで
なかなか出番は来ないのです。
食器も同じように整理すると、使うものは決まっていて
使わないのに食器棚に入っていて、場所を取っているものがあるはずです。
普段いつも使う食器が適正量の食器という訳です。
【適正量が分かればこっちのもの】
しまう場所がなくて困っているものありませんか?
それは要するにものを持ちすぎている証拠です。
しまえる場所より、しまいたいものが多いからしまえないのです。
適正量のものだけにすれば、しまう場所に困ることはなくなります。
適正量というのはいつも使う量だけではありません。
しまう場所に入るだけの量も「適正量」になります。
適正量がなんとなく分かってきましたか?
普段使っていないものが分かったら、
段ボールなどに入れてひとまず別の場所に移動しておきます。
そして必要になったら箱から取り出すようにすれば、必要なものが分かってきます。
そうやって少しずつ片付けていくうちに、必要なものだけでスッキリ暮らせるようになってくるのです。
【いまの季節でないものはまだ捨てない】
断捨離をするときに、1つだけ注意点があります。
それは今の季節でないものには手を付けない事です。
どういう事なの?
と疑問に思ったかもしれなせんが、
季節外の物ってみんないらなく感じてしまうのですよ。
夏に雪かきの道具を見ても、こんなものいらないと思って捨ててしまうかもしれません。ところが冬になった時に何で捨ててしまったんだろうと後悔してしまいます。
断捨離って捨て始めると止まらないことがあるので、
気を付けていきましょうね。